外壁塗装をDIYでするとどれくらい費用がかかるの？

外壁塗装をDIYするとなると、ペンキや刷毛、ローラーなどの道具、養生シートなど購入するものはたくさんありますが、大体の予算として30〜50万円が相場と言われています。
プロに頼むと90万円前後からとなっているので、やはり比較するとDIYの方が安いと言えますね。

足場設置に関しては必ず業者にやってもらうようにしましょう。
ホームセンターで足場を購入して自分で設置することも可能ですが、素人が設置すると設置時に壁に傷をつけてしまったり、素人が足場を組むととても危険で、絶対におすすめできません。
「なんとか組み立てたけど、グラグラして不安定」「足場を組む時に壁に穴を開けてしまった」となってしまっては楽しくDIYをやる気分ではなくなってしまいますし、失敗してしまってはやり直しに時間とお金がかかってしまいます。
足場費用は相場として10万円ですので、安全確保のための必要経費と考えるようにしましょう。

塗材・補修材や各種道具を合わせると20〜40万円が相場です。
その中でも塗料の種類で費用が大きく変わることは頭に入れておきましょう。

外壁塗装をDIYしようとすると塗り方や腕の問題もありますが、根本の問題として、ホームセンターなどで売られている家庭用塗料はプロが使っている塗料とは全く別物になります。
ホームセンターで売られている塗料は素人でも安心して簡単に扱うことができるものなので、塗料の性能はとても低く、同じ壁を塗ったとしても、業務用の塗料ならば10年の耐久性があるところ、家庭用の塗料の耐久性は2〜3年しかありません。
なぜ、ここまで耐久性が落ちるかというと、家庭用の塗料にはそこまで耐久性がなくてもいいと思っているメーカーがほとんどだからです。

プロの外壁塗装業者に頼めば10年に1回ですみますが、DIYだと10年の間に4〜5回も外壁を塗りなおさなくてはなりません。
その度に30〜50万円もかかっていたら、業者に頼んだ方が安く済むということが一目瞭然ですね。
また、外壁塗装業者に依頼すれば、DIYで起こっていたであろう色むらや塗りムラ、慣れない高所での作業などの心配も無くなります。